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あびちょさんちのGypことたみちゃんの仔犬見学に行ってきましたー♪
![]() 数々の写真で「でかい」という先入観が強固にありましたが(,_'☆\ ベキバキ 実際の仔犬っちはちっこくて可憐で可愛かったっす~! 仔犬ではないけど、到着時、アビィさんがとっても歓迎してくれたのが意外で 嬉しかったなぁ~。 アビィっちは実はでーこが大嫌いなので(爆) いつもお邪魔すると緊張が漂うのだが、犬抜きで行ったらあんなに人懐こい子だったのか。 仔犬に全然関心のない、さすがのミス・タカビィAbbyさんでありました(爆) ![]() 関係ないんやけど、4月にみやさんにラーメン羊羹・もんじゃ羊羹をもらった。 ラーメン羊羹を家で開けてみたら、私もカッパさんも「………(椅子から落ちる)」となり、もんじゃ羊羹は見ないふりして放置されていた。 そしてこの日、賞味期限切れを翌日に控えたもんじゃ羊羹が、あびちょ家にてホスト・ゲスト共々により食されたのであった。 意外にも皆さん「そこまでひどくない」とおっしゃったが、私はもうあの甘さとソースの風味と、何もかもを上書きする青海苔のニオイで本気で涙が出た。 数時間後、突発性胃痛に襲われて倒れたのは、ぜったい、もんじゃ羊羹の呪いだ(涙) こういうキワモノはネットで読んで笑うに留めるに限る……ってことでお気に入りサイト(笑) みやさんには鞍馬サンド商品を送りたい…。 ▲
by aislaby
| 2005-07-31 23:48
| murmur
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ぎるの実家Pas Grace犬舎にて、ぎるのhalf brothers & sisters が産まれました~(^^)
ぎるっちょの2年前を思い出すなぁ…ってことで、まだウニウニしてるぎる(右)とアーティ。 ![]() みんな、優しい飼い主さんと出会えますように。 ▲
by aislaby
| 2005-07-30 22:53
| お知らせ
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わぁん、夕食用に茹でておいたアスパラを、目を離した隙に食べられちゃった~!(T-T)
朱里かわにゃかわからない。多分わにゃだろうけど。置いといた私が悪いんだけど。しくしく あ、そうそう。ちょっと前の日記で、わにゃがとうもろこしを食べてたけど、あの翌日のンコはとってもとうもろこしでした(,_'☆\ ベキバキ でも全然ゆるくはなく、人間がとうもろこし食べた翌日と寸分違わぬカチっとしたとうもろこしンコ(しつこい) わにゃってあの長い長い胴に、それだけ長い腸が収まってんじゃないかなぁ。体長と腸の長さの比率が、人間とか雑食動物と同じなの。きっとそう。フシミヤマネコだから(,_'☆\ ベキバキ わにゃは猫の中で唯一、納豆も大好き。で、卵黄も大好き。 昨日、犬の朝食に納豆とたまごを入れたので、わにゃにもいつも取り分ける納豆の上に、卵黄も1さじすくってかけてやったら、やはり喜んで食べていた。日本の朝食だねぇ。 あ、もちろん、納豆で下痢したことありません。 鶏肉メインだからビタミンAが不足しがちなので、他のにゃんこも卵黄食べてくれたらいいんだが、お好きでない。わにゃ、犬なのか?(^^; アッコさんのブログに書かせていただいたが、今朝ゴーヤ料理をするついでに、苦味抜き処理をする前のゴーヤを犬たちに出してみた。 ぎるはペッしたが、でこはちゃんと噛んで味わった後、おかわりしていた。ぎるのペッもでこが片付けた。 そんなでーこがかつて残した某S(フード名)を、未だに「でこまたぎ」と呼ぶ我が家(,_'☆\ ベキバキ 朝からゴーヤ?だが、最近カッパさん、あまりに残業で遅くなるのでさすがに夕食を社食で取るようになって、朝はヨーグルトくらいしか食べないから、平日はごはん作ってあげられるのがお弁当だけになってしまったのだ。で、以前より冷凍食品とか控えて手間かけてるのσ(^◇^; 昨日はカッパさんがニュース観ながら「土用なんだ…」とつぶやくので、急遽冷凍のうなぎを焼いて持たせた。あれっ、やっぱり冷食使ってるんじゃん(,_'☆\ ベキバキ これ、塩焼きなので、蒲焼よりは味が薄い。で、頭はかならずポチ町が食べてしまう。おまえはこういうもんばっかり食べて、ちゃんとしたメシをなぜ食わぬ~(-_-; ふと気づいたこと。 もしかして、猫に生食の皆さん、出してみて食べなかったら即廃棄なり、犬に払い下げてらっしゃるんだろうか。 うち、出した時に食べなかったら即、ラップでもかけて冷蔵庫にしまって、後でまた「ハラへった~」といわれたら同じものを出す。そしたら先刻は拒否したものを今度は食べるということがままある。 どうも、つくりたてより、冷蔵庫で寝かせて味が馴染んだ方がおいしいようなんですね。試してみる価値はあるかも。 もちろん、衛生面の問題もあるから、半日なり1日経ったら犬に払い下げちゃうの厳守で。 あと、缶詰でも、冷蔵庫で保存しといたものを出す時は温めて、ってよく読むけど、うちの猫たちは絶対、冷たいゴハンが好き(^^; ほんと生き物のことは千差万別でんな~。 ▲
by aislaby
| 2005-07-29 21:51
| 犬猫ごはん
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![]() ![]() いわし、あじ、さば、かつお、こんぶ、しいたけを粉砕してブレンドし、紙パックに詰めてある。パックのまま鍋で煮出すと和風のだしが取れる。上記材料の他には、化学調味料や塩は混入してないそうである。 中身の配合の違いでいくつかバージョンがあるようだが、たまたまコレ。 これ、うちでは猫に生食を食べさせるふりかけとして使っている。 だって↑ああいうブレンドだもん~。そらもう猫まっしぐらさ(^^; 同様の商品は色々あるんだけど、化調入ってないのって意外とないんで、これは便利。昆布や椎茸が入ってるとこもヘルシーっぽくてよいではないか(,_'☆\ ベキバキ もちろん、こんな青魚ばっかりのもの、食べさせたら黄色脂肪症になっちゃう!と心配する向きもあろう。 でも、これ1パックが10.5g入りで、うちはその1パックを4匹×3~5日で使うの。1日に1匹当たり0.875~0.525g。この位なら、時々ビタミンEを添加してるんだから、健康な子なら大丈夫でしょう。 毎日使うわけじゃないしね。 まんまじゃ濃いのでは?と心配なら、本来の目的に使用した後の出し殻を使っても、だいじぶ、猫は喜ぶ。や、大抵の猫なら多分(笑) 生食に移行する段階で、どうしても猫が食べずに挫折する方もおられる。裏技として、こういうのもアリじゃないでしょうか。何しろ、人間用の食品だから安全性もそこそこ。ついでに飼い主も、化調入りのだしの素から脱却すると尚よいかと(笑) こういうふりかけに依存するのは望ましくはない。そりゃそうなんだが、猫に喜んで食べてもらえるような手抜きも必要だと私は思っている。あんまり食べてくれないと、作る気力なくすでしょ?(^^; くれぐれも、ほんの一つまみ程度から始めて、使い過ぎないようにって心がけてれば、害にはならないと思います。 使い方の一例; 材料/生肉(5mm×1cm位にカット)、野菜ペースト(数種類の野菜をフープロでペースト状に)、カルシウム剤、ビタミンE剤、植物オイル(あるいは猫用ブレンドオイル)、味パック 味パック以外の材料をよく混ぜ混ぜして、最後に味パックの中身をパラパラふり、なるべく表面にふりかけが出てるように大雑把に混ぜ、 ↑どうも自分の生食のコツって、こういう混ぜ方とかのすっごく些細なとこにあるような気がするので書いてみました…ニュアンス伝わる?(^^; ▲
by aislaby
| 2005-07-27 23:30
| 犬猫ごはん
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うちの犬猫ごはんのメインは大抵鶏肉だ。生協でまとめ買いして、冷凍状態で届いたのを毎日解凍して使う。
出しておくのを忘れるのはしょっちゅうだが、どうせスープを取るから困らない。 鍋に湯を沸かし、コチコチの鶏肉を投入。火を止めてしばらく置き、その間に野菜を洗ってフードプロセッサにかけ、野菜ペーストを作ってる。 鶏肉は表面は火が通っても、切ると中は生なのが理想。手羽先など骨付き肉は時間差を置いて投入しないと、骨に火が通るので注意。 解けた肉を取り出した後、鍋の湯には鶏肉から溶け出たドリップが混ざってるので、再沸騰させて殺菌する。いわゆる鶏のスープになる。 これは冷まして保存し、翌朝ごはんを投入しておじやにし、犬たちの朝ごはんに。(猫ごはんに入れる時もありまふ) あ、鍋の蓋を開けて冷ましてると、よくワラビちゃんががぶがぶ飲んでますね(^^; 基本的には、翌朝のおじやで使い切る量の水で作り始めるのだが、時々、たっぷりの鶏スープをとる。人間もお相伴するのである。 だって鶏のスープなんだよ~。ほんものだよ。鶏ガラスープの素(顆粒)なんかとは比較にならない。いい自然塩と日本酒なんかをちょっと足すだけで味付けは充分。野菜や豆腐を足せば、しみじみ美味しい一品になる。 スープ料理以外でも、料理レシピに「鶏ガラスープの素」と書いてあるもの全部、これに置き換えられる。 そもそも、犬たちのおじやも、よく多めに作って、姉も朝ごはんにいただいてるσ(^◇^; 美味しいんすよコレ~。お気に入りの梅と青菜のふりかけをパラパラ振ると最高。 本式に鶏ガラからスープを取るとなると、結構なにやかにや大変だし、そんなに大量に一度に取れても困ったりする我が家の場合、こやって犬猫のスープをピンハネする方が合理的だ(,_'☆\ ベキバキ 昔、友人が妊娠中に化学調味料を一切受け付けなくなってしまい、そうかといって鶏ガラスープを毎回取るなんて非現実的で困ってる…と相談されたことがあった。 その時に教えたのは、ひき肉でスープを取る方法。鍋にねぎやしょうが等の臭み消しを入れた湯を沸かしてひき肉を投入、火が通ったらざるで濾す。自分でもたまにやっていた。 彼女が実際やったかどうかは知らないけど(笑)、これはこれで、何肉のスープでも簡単に取れて、いい方法だと思う。だし取った後のひき肉はどうするのかって? そぼろとか、ひき肉あんにでもしなせえ(^^; ねぎ類入れなきゃ、犬猫ごはんに回してもかまわないだろう。 スープの素といえばもう1品、犬猫人共通食材がある。その話はまた今度。 ▲
by aislaby
| 2005-07-26 14:58
| 犬猫ごはん
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バ○ですから(,_'☆\ ベキバキ
や、夏風邪+数日前に夜中に蚊に刺されて目が覚め、「おのれ蚊~!」と起き上がった弾みに左肩の筋を伸ばしてしまい(爆) そこから全身がガタガタになったもんで、もうどこもかしこもボロボロのヨレヨレで(T▽T)(ばかにも程があるっちゅーねん)(小枝師匠的ツッコミ) こんな時こそホメオパシー、なのだが。 実はうちのキット、買ってそう経たない頃、カッパさんに(電磁波に弱い旨くれぐれも云い聞かせたにも関わらず!)わざわざTV前のストーブの上に2日乗せておかれるという暴挙に遭い、すっかり殺されてしまったようなのだ。つまり飲んでも全然効かない。 幸い、キットと別に購入したレメディが数個あって、それは別途、おやつの入ってた金属缶で保管してたので生きてるが、種類は少ない。 その中から、せめて風邪の症状だけでも治まればと、Nat-murを数回飲んでみたら、ビンゴだったようで、風邪だけでなく筋の痛みも落ち着いてきた。やれやれである。 実は今まで、Nat-murってA型の人のレメディという印象があって、O型のワシに効くのかなあ?と思ってた。 そしたら、某▲さん@A型は「うちはNat-murは大瓶で常備」っていうし、O型の中のO型な●さんは「私にはイマイチ効かない」っていうし。 私はO型といってもAOのOなので、まあまあ効くようであるσ(^◇^; でも、血液型でホメオパの効く効かないがあるなんて考えるのは日本人だけかもね~(爆) P.S. 「AOのO」はナイってのは理解してますんで、ツッコミ御無用よ(゚o゚)\バキ ▲
by aislaby
| 2005-07-21 23:31
| murmur
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せっかくの連休なのにずっと家におりました(T-T)
そもそも初日、犬トイレの際に段差を踏み外してまた右足を捻ってしまい、足首ふたたび不調に。 それにこの猛暑。奈良って、ひょいと行ける水辺ってのがないので、自分も犬たちも倒れそうで出かけられず。しくしく TVで水辺が映る度に「行きてぇ~」とカッパさんと唸っておりまひた。あづいよ~~~ 実は、恐ろしいことに、エアコンが壊れているのです。 でも、ぎるが嫌がってエアコン入れさせてくれないので、修理しようかどうか迷ってて。つかもう10年以上使ってるので、買い換えないとダメなのかも。 とりあえず冷風機にあたって昼寝したら風邪ひきました。ホント夏風邪ってバカが引くもんだわねσ(^◇^; で、仕方なくパン焼きばかりしてました。トマトのフォカッチャ、レモンピールのロール、ライ麦入り食パン。 こう暑いと天然酵母でも発酵が早くて、それだけは助かる。 焼きたてパンは猫もおやつに食べるし、朝の犬ごはんも、米飯が足りない時は食パンとか使うので、自家製パンは切らさないに越したことはない。おじやより喜ぶし(^^; でこが8枚切り1枚、ぎるが6枚切り1枚、とか、そんな感じ。 明日の朝はライ麦食パンだぞ~。 ▲
by aislaby
| 2005-07-18 23:13
| murmur
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最近、どうも飛ちんが抱っこすると重いので、全員の体重を量ってみた。
猫組: 反町 4.4kg 飛 5.6kg 朱里 4.6kg 蕨 6.2kg 犬組: ディドー 18.5kg ギルス 23.6kg やっぱり、飛ちん太ってた~(T▽T) や、モリモリ食べてるとは思ってたんだけど。太すぎ~。 わにゃは前回は7kg位だった記憶があるので、夏痩せしたのかな? この位でいいと思う。 朱里とポチんは妥当。というか、ポチまち、相変わらず痩せてるなぁ…。さすが偏食キング。 でこは、春まで18kgから動かず、やや痩せすぎ感があったのが、3月に私が捻挫してからむくむく太って一度は20kgを超え、焦らされた。 食事量のコントロールでも19kg台をなかなか割らなかったが、ぎるが帰ってきたらたちまち適正体重に。やっぱ、きちんと散歩&ボール投げしなきゃダメね。 ぎるは3月までは、下痢寸前まで食べさせててもどうしても22kg台だったが、彼の骨格なら今くらいはあるべきだろうな~。 なかなか、体重管理一つとっても、甘い仕事じゃないですねぇ、食事管理。 ▲
by aislaby
| 2005-07-15 23:52
| 犬猫ケア
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![]() 今日はカッパさんのおべんとが豚カツ(ちゃんと一から手作りだぞ~エライぞ俺)だったので、残りとこのパンで自分にもカツサンドつくりました。夕方まで腹一杯だった(^^; ところでこのパンケース。 15年前からほしかった素焼きのパンケース、とうとう買っちゃいました(^_^)v 今までのは通販生活で昔扱ってたプラスチックのだったけど、素焼きの方がカビが来るの遅いです。うれすい~♪ パンといえば、マイメモ(笑) うまそ~! ▲
by aislaby
| 2005-07-15 23:50
| パン
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この連載(?)全体はこちらでどぞ。
00年のお盆過ぎだったか。朱里が突然、スプレーを始めた。 うちは繁殖させないペットには不妊処置を施すことにしていて、朱里も本当はとうに去勢していたかったが、彼は赤にゃんの時あまりにひどい健康状態だったため、すっかり体――というか、内臓の機能が成熟するまでは去勢を待った方がいいだろうと獣医と相談していて、1歳を過ぎたその時点でもまだ、朱里は未去勢だった。(前回の昔話では省略したが、あの間も皮膚のカビ感染やら耳ダニやら、直接食べ物と関係ない病気も山のようにあったのyo…) 兄ズは8ヶ月で去勢したが、当時飼い主のフードの知識が悲惨だったため、延々と尿路結石や膀胱炎が続き、治療の過程で、未発達な器官があったためにとても痛くて可哀想な目にあわせてしまった。その時に、性ホルモンは体全体の成長に影響を及ぼすもので、その獣医さん個人の考えでは、あまりに早い不妊手術はかえって健康を損ねると聞いていたのだ。この考えには今でも納得している。 それはともかく、兄ズは1度もスプレーをしたことがなかったので、その強烈にも強烈を重ねた臭いに、私たちは驚愕し震え上がった(^^; もう1歳を過ぎてることだし、では去勢をしましょう、ということで、血液検査をする。 その結果、腎不全の初期であることを示す数値が出た。 おいおい、まだ1歳だよ? だが、朱里の場合、幼児期に重度のFVRを長く患っていたので、あのようなケースでは腎臓にダメージを負うことがあるのだそうだ。 ネットや本で腎不全について調べまくるが、どれを読んでも、余命の短い、治しようのない病気である。 そして腎臓の悪い猫には麻酔が使えないのだという。つまり、去勢はできない。 私たちは二重に困った。朱里のスプレーはひどくなる一方で、数日置きに羽根布団やらなにやら普通洗わないよね?な大物を洗濯しなければならなかった。 それにも増して、この元気でアバレものの朱里が腎不全で、よくてあと2年くらいで死んじゃうんですって? ばかな。 この頃、私は「ペットを病気にしない」を皮切りに、ピトケアン獣医師のガイドシリーズなどのホリスティック獣医療本を読み漁っていて、既に犬にも猫にも手作りとフードを混ぜ合わせて食べさせるようになっていた。できればフードの比率は下げていきたかったし、危険な保存料の入ったフードに逆行するのもいやだった。 しかし治療方針を話し合っても、あくまでH社かW社の療法食を使うことが前提のその病院との間に接点はなく、「そんなに拾った猫が可愛いんなら○○したらどうですか」などの暴言を浴びせられるに至り、その病院とは縁を切ることにした。(○○の部分は忘れちゃったい) 別な動物病院で検査をやり直すと、今度は「かなり進行した腎不全です。今すぐ療法食に切り替えないと、3ヶ月で死にます」といわれた。 素人の悲しさ、ここまでいわれると、とにかく薦められるままにその療法食を与えるしかないという気持に追い込まれてしまった。 しかし、ここまで外見上はまるで健康に見えていた朱里が、療法食に切り替えた翌日には様子が変わりはじめた。落ち着きをなくし、いつも不安そうにびくびくし、オロオロ歩き、やたらと水をガブ飲みしては薄いおしっこをしまくる。まだ暑い時期なのに震えている。 これってまさしく腎不全の症状じゃないの? どうして療法食を食べ始めた途端にこうなるの? 1週間後の検査では、数値は少しもよくなっておらず、獣医には朱里の異常な様子を訴えた。しかし彼の意見は変わらず、「療法食を食べさせないんならすぐにも死ぬ。自分は責任を持てない」としか云わない。 更に数缶の療法食を買わされて帰宅したが、朱里の状態をみていては、どうしてもその缶を開けることができなかった。 清水の舞台ならぬ東大寺の二月堂から飛び降りる思いで、療法食は封印し、それまで与えてきた無添加フードと生食を合わせた食事に戻した。するとみるみる、朱里は水を飲み過ぎるのを止め、再び落ち着いて座り、にっこりしてゴロゴロ喉を鳴らすようになった。 信頼できるお医者さんがいないか友人にも探してもらい、新たな病院に連れていったのが2週間後。 出来すぎた話だと自分でも思うが、なぜか、今度の血液検査では、朱里はほとんど異常な数値のない、健康な猫だという結果が出た。 もちろん、ここの先生には過去の経緯はすっかり話してある。 これは何故? 本当にわからない。そもそも最初に腎不全だと云われ出した時だって、この時と同じような食事だったのだ。 獣医師は「検査の数値っていうのは、ラボ毎に少しずつは違って当然ですからね」という。そんな微妙な差で、病気かそうじゃないかって決まるもんなの? わからない。 しかしとにかくこの病院での検査結果では、朱里は健康であり、従って去勢手術をするには何の問題もないのだという。 手術に踏み切って、本当に朱里の健康にダメージを与えないかどうか、この時点でもものすごく悩んだ。スプレーのひどさは一緒に穏やかに生活していくのが困難なほどになっていた。 結局、朱里にはすまんが手術を受けてもらうこととなった。(※1) こちらの都合を優先する分、せめて食べ物の質を向上させねばと思ったら、自然と本気で手作り食に取り組むことになった。以前わりと真面目なダイエッターだった時に貯めこんだ食材と栄養の知識がかなり役に立った(^^; それを01年春の時点でまとめたのがサイトのコンテンツである。 もちろん、情報が入る度に修正し、時々で作りやすいように見直しを続け、今現在の作り方はサイトに書いたのとはかなり違うし、これからも変わっていくと思われる。 そして、その結果がどうだったか。 ベストとは到底云えない。が、カリカリだけとか缶詰だけとかよりはベターだったと思いたいし、あの療法食よりは事実ベターだったはずだ。 療法食を食べてた間のあの「まるで腎不全」な猫が、その後5年も生きられたとは考えにくいので。 いまだに療法食の缶詰は手元にあり、とうに消費期限が切れている。もったいないことをした。ただ、これが朱里を助けなかっただろうことは確信している。 じゃ朱里を助けたのが誰かというと、彼自身なのだ。朱里があんなに野菜を食べたがる猫でなかったら、私とて猫に生野菜を食べさせる食事形態に踏み切れたかどうか。 しかし、5年も手作り食を続けてきて、漠然と手ごたえがあるのは、猫にも野菜は有効だということだ。 たとえ反対派の人がいうように、猫は植物の栄養などまったく吸収も利用も出来ないのだとしても、生野菜の組織と水分が体内を通過するだけでも意味があると私は感じている。内蔵を内側から洗い流すような働きをしているのではないだろうか。 朱里の腎臓は、あれだけ何度も血液検査でひっかかったのだから、やはり完全ではないのだと思う。だから彼の本能は、腎臓の補助として植物を食べようとするのではあるまいか。 朱里の生命力と運はほんとうに強いものだ。彼自身をあのボロボロの捨て猫状態から6歳の今までプリプリ元気に引っ張ってきたし、結果として同居の犬猫も助けた。あれから、病気ばかりだった兄ズもすっかり病院と無縁になったし(※2)、皆膀胱炎にならなくなった。その後メンバーに加わった蕨は赤にゃんの頃から生食で、てんで病院にかかったことがない。 あの日あの道に落ちててくれて、ありがとね、朱里。今でも毎日、食事の支度をしてると流しに上ってきて、青菜を3枚ばかりショリショリ食べていく野菜猫である。 (※1)まあ、その時点で去勢したからってすぐ収まるものではなく、その後2年近く、朱里のスプレーは続いた。とはいえ、朱里の後に来た某長い猫に比べればまだ可愛いものだった<余談 (※2)私のフード選びのミスで、反町をまた結石のごく初期にさせちゃったことが1度あった。そのフードを止めただけで治せましたが。すまぬ~(ToT) 番外・ワクチン編に続く。 ▲
by aislaby
| 2005-07-15 11:48
| 犬猫ホリスティックライフ経歴
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