縁の下の力無し


あきの@管理人の趣味と、犬猫ごはん作りのsmall tips.
by aislaby
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カテゴリ:犬猫ホリスティックライフ経歴( 4 )


ちゅりん物語(笑)番外・ワクチン編

この連載(?)全体はこちらでどぞ。

さて、生食とは直接関係はないんだけど、ワクチンの話。

兄ズを飼い始めた時、猫飼いについて、今から考えると怖いほどに全く無知だった(まだネットもやってなかった)私は、一般の猫本や猫飼い先輩から指示されるままに、「キャットフードが最良にして無二の食事」「安いフードで充分・サイ○ンスダイエットなんて贅沢品」などというのを信じていた。
それでキャ○ットなんて食べさせてたもんだから、兄ズは長いこと下痢するわ、泌尿器疾患の専門店みたいになるわ、つくづく酷いことをしてしまった。疑問を持て当時のオレ!(-_-;
当然「混合ワクチンは善き飼い主の義務」とのご意見も疑うことなく、兄ズに打ち、でーこに打っていた。病気予防には絶対必要なんだと信じさせられてたし、でーこが小さい頃は、あのアホらしい「2度目のワクチンが終わるまで他犬との接触は避け、道端のおしっこなどからも病気が移るため外出禁止」なんてのもかなり守った。

ところが、朱里を拾った時、獣医は「こんなにひどいFVRの子を連れて帰ったら、他の猫にも移るから」と云うではないか。
「え、だってうちの子はワクチン打ってますけど?」
「ワクチンを打ってても、こんなにひどい症状の子が同じ家にきたら移ります。お宅の猫の場合、本猫たちが小さい時にFVRをやってるから、ウィルスはずっと体内にあって、刺激を受けると出てきちゃうんですよ」
んじゃ、ワクチンを打った意味ないんじゃないの? ってのは素朴な疑問といえよう。

実際、兄ズ8歳の現在に至るまで、特に反町は、時々軽くFVRがぶりかえして涙目になっている。
完全室内飼いなのに、そんなに外の猫の影響を受けるものなんだろうか。だったらワクチンなんか何の効果もないってことにならないか?

しかし朱里にも、やっとすっかり元気になった生後8ヶ月頃に、やはり心配で、1度混合ワクチンを接種した。
目に見えて体調を崩すということはなかったように記憶している。

そして、朱里1歳の頃、「ペットを病気にしない」が出版され、食事だけでなく、漠然と疑問はあったワクチンの裏の顔に衝撃を受けた。
ヒト科コドモもいる犬友達いわく「人間のワクチンだって怖いんだよ~。ほんとは副作用すごいのよ」
厚生省など公的保健機関は、ワクチンの副作用を調査する時、ほんの接種からせいぜい1週間以内に症状が出たケースしかカウントしないようだが、普通に考えれば副作用なんてもっと長いスパンで出てくるものではないだろうか。なるほど怖いなあ、という印象に変わった。
ちなみにその後来た蕨には1度もワクチンを打ったことはないが、今のところ混合ワクチンに含まれてる感染症にやられたことはない(というか病気したことない)。たまに脱走するっちゃいっても室内飼いだからねぇ。

猫の場合、あやしいと思ったら打たなければいいだけのことだ。しかし、犬はそうはいかない。狂犬病ワクチンは法律で決まった義務だし、混合ワクチンの方も、ドッグカフェに入るにもドッグランで遊ぶにも、それどころか急病で入院するのにさえ、混合ワクチン接種証明書は必須アイテムだ。

経営する側に立って考えれば、衛生管理の責任上、どんな犬でもウェルカムってわけにはいかなくて、何がしかの線引きが必要なのは理解に難くない。ワクチン接種の有無は、ごく単純明快にして、確認するのも楽な選別基準だろう。
では、私たちが自分の犬と、とあるドッグカフェを訪れたとしよう。店内は2つの部屋に分かれていて、それぞれに先客がいる。一方に『混合ワクチンを打ったことのない、見た目とても元気で清潔に手入れされた成犬』、もう一方の部屋には『昨日ペットショップで買ったばかりの、ぶるぶる震えて鼻水を垂らす生後2ヶ月未満の仔犬。ショップでもらった混合ワクチン接種証明書を提示』。お店の人は「どちらでも、お好きな部屋へどうぞ」と案内した、と考えてみる。さて、どちらの部屋に入ります?

こんなふうに、実際の犬の健康状態と、混合ワクチン接種証明書という紙1枚にほとんど関連はない。ワクチンを打ったイコール抗体ができてるということではないし、抗体を持つ犬がウイルスや細菌を身にまとわりつかせていないわけでもない。無論、その犬が健康か否かを一瞬で見極めるのは不可能に近いが、だからといって証明書が判断基準というのは、体重計で身長を測るようなものだ。
ペットのワクチンは、果たして正しい方向へ流れているのだろうか。
(註: 証明書提示義務のあるお店を批判しているのではありません。どうぞその点は誤解なさいませんよう)

そもそもワクチンという薬物の正体って、私はよく知らなかった。殆どの人がそうではないだろうか。是非読んで頂きたい本がある。
予防接種は果たして有効か?
人間のワクチンについての講演を書き起こしたものだが、犬猫でも考え方、作り方は同じである。
当然、有効性を主張するデータのからくりも同様と考えられる。
おそらくこれこそ、誰もが求める科学的な説得力であり、ワクチンの隠蔽された全貌に近づいた本といえよう。
ワクチンが生体を害していく理屈がたいへん理解しやすく説かれていて、反町のFVRが未だにぶり返すのもワクチンの副作用に違いないこともわかる。
やや、ホメオパシーのごく初歩の知識がないとついていけなさそうな部分はあるが、全容の理解には問題ない。というかこの本を読んで、こんな方向から病気にアプローチする驚くべき医学があることも是非知って頂きたい。

犬猫ワクチンの世界的情勢については、こちらの本が新しいが、どうももう少し科学者として冷静に真剣に書いていただきたかったな、と…(^^; 書店で中を確認してからの購入をおすすめ。

ワクチンをどう捉えるべきなのか。うちの子のワクチネーションをどうするか。数年前から現在進行形の悩みである。
ただ明確なのは、反町、飛、朱里には、無知ゆえに無用の毒を接種してしまったことで、そのことを心底から申し訳なく思う。無知はやはり罪だ。
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by aislaby | 2005-08-04 11:52 | 犬猫ホリスティックライフ経歴

朱里・去勢と腎不全編~生食への道(爆)~

この連載(?)全体はこちらでどぞ。

00年のお盆過ぎだったか。朱里が突然、スプレーを始めた。
うちは繁殖させないペットには不妊処置を施すことにしていて、朱里も本当はとうに去勢していたかったが、彼は赤にゃんの時あまりにひどい健康状態だったため、すっかり体――というか、内臓の機能が成熟するまでは去勢を待った方がいいだろうと獣医と相談していて、1歳を過ぎたその時点でもまだ、朱里は未去勢だった。(前回の昔話では省略したが、あの間も皮膚のカビ感染やら耳ダニやら、直接食べ物と関係ない病気も山のようにあったのyo…)

兄ズは8ヶ月で去勢したが、当時飼い主のフードの知識が悲惨だったため、延々と尿路結石や膀胱炎が続き、治療の過程で、未発達な器官があったためにとても痛くて可哀想な目にあわせてしまった。その時に、性ホルモンは体全体の成長に影響を及ぼすもので、その獣医さん個人の考えでは、あまりに早い不妊手術はかえって健康を損ねると聞いていたのだ。この考えには今でも納得している。
それはともかく、兄ズは1度もスプレーをしたことがなかったので、その強烈にも強烈を重ねた臭いに、私たちは驚愕し震え上がった(^^;

もう1歳を過ぎてることだし、では去勢をしましょう、ということで、血液検査をする。
その結果、腎不全の初期であることを示す数値が出た。
おいおい、まだ1歳だよ? だが、朱里の場合、幼児期に重度のFVRを長く患っていたので、あのようなケースでは腎臓にダメージを負うことがあるのだそうだ。
ネットや本で腎不全について調べまくるが、どれを読んでも、余命の短い、治しようのない病気である。
そして腎臓の悪い猫には麻酔が使えないのだという。つまり、去勢はできない。

私たちは二重に困った。朱里のスプレーはひどくなる一方で、数日置きに羽根布団やらなにやら普通洗わないよね?な大物を洗濯しなければならなかった。
それにも増して、この元気でアバレものの朱里が腎不全で、よくてあと2年くらいで死んじゃうんですって?
ばかな。

この頃、私は「ペットを病気にしない」を皮切りに、ピトケアン獣医師のガイドシリーズなどのホリスティック獣医療本を読み漁っていて、既に犬にも猫にも手作りとフードを混ぜ合わせて食べさせるようになっていた。できればフードの比率は下げていきたかったし、危険な保存料の入ったフードに逆行するのもいやだった。
しかし治療方針を話し合っても、あくまでH社かW社の療法食を使うことが前提のその病院との間に接点はなく、「そんなに拾った猫が可愛いんなら○○したらどうですか」などの暴言を浴びせられるに至り、その病院とは縁を切ることにした。(○○の部分は忘れちゃったい)

別な動物病院で検査をやり直すと、今度は「かなり進行した腎不全です。今すぐ療法食に切り替えないと、3ヶ月で死にます」といわれた。
素人の悲しさ、ここまでいわれると、とにかく薦められるままにその療法食を与えるしかないという気持に追い込まれてしまった。
しかし、ここまで外見上はまるで健康に見えていた朱里が、療法食に切り替えた翌日には様子が変わりはじめた。落ち着きをなくし、いつも不安そうにびくびくし、オロオロ歩き、やたらと水をガブ飲みしては薄いおしっこをしまくる。まだ暑い時期なのに震えている。
これってまさしく腎不全の症状じゃないの? どうして療法食を食べ始めた途端にこうなるの?

1週間後の検査では、数値は少しもよくなっておらず、獣医には朱里の異常な様子を訴えた。しかし彼の意見は変わらず、「療法食を食べさせないんならすぐにも死ぬ。自分は責任を持てない」としか云わない。
更に数缶の療法食を買わされて帰宅したが、朱里の状態をみていては、どうしてもその缶を開けることができなかった。
清水の舞台ならぬ東大寺の二月堂から飛び降りる思いで、療法食は封印し、それまで与えてきた無添加フードと生食を合わせた食事に戻した。するとみるみる、朱里は水を飲み過ぎるのを止め、再び落ち着いて座り、にっこりしてゴロゴロ喉を鳴らすようになった。
信頼できるお医者さんがいないか友人にも探してもらい、新たな病院に連れていったのが2週間後。

出来すぎた話だと自分でも思うが、なぜか、今度の血液検査では、朱里はほとんど異常な数値のない、健康な猫だという結果が出た。
もちろん、ここの先生には過去の経緯はすっかり話してある。
これは何故? 本当にわからない。そもそも最初に腎不全だと云われ出した時だって、この時と同じような食事だったのだ。
獣医師は「検査の数値っていうのは、ラボ毎に少しずつは違って当然ですからね」という。そんな微妙な差で、病気かそうじゃないかって決まるもんなの? わからない。
しかしとにかくこの病院での検査結果では、朱里は健康であり、従って去勢手術をするには何の問題もないのだという。
手術に踏み切って、本当に朱里の健康にダメージを与えないかどうか、この時点でもものすごく悩んだ。スプレーのひどさは一緒に穏やかに生活していくのが困難なほどになっていた。
結局、朱里にはすまんが手術を受けてもらうこととなった。(※1)

こちらの都合を優先する分、せめて食べ物の質を向上させねばと思ったら、自然と本気で手作り食に取り組むことになった。以前わりと真面目なダイエッターだった時に貯めこんだ食材と栄養の知識がかなり役に立った(^^;
それを01年春の時点でまとめたのがサイトのコンテンツである。
もちろん、情報が入る度に修正し、時々で作りやすいように見直しを続け、今現在の作り方はサイトに書いたのとはかなり違うし、これからも変わっていくと思われる。

そして、その結果がどうだったか。
ベストとは到底云えない。が、カリカリだけとか缶詰だけとかよりはベターだったと思いたいし、あの療法食よりは事実ベターだったはずだ。
療法食を食べてた間のあの「まるで腎不全」な猫が、その後5年も生きられたとは考えにくいので。
いまだに療法食の缶詰は手元にあり、とうに消費期限が切れている。もったいないことをした。ただ、これが朱里を助けなかっただろうことは確信している。

じゃ朱里を助けたのが誰かというと、彼自身なのだ。朱里があんなに野菜を食べたがる猫でなかったら、私とて猫に生野菜を食べさせる食事形態に踏み切れたかどうか。
しかし、5年も手作り食を続けてきて、漠然と手ごたえがあるのは、猫にも野菜は有効だということだ。
たとえ反対派の人がいうように、猫は植物の栄養などまったく吸収も利用も出来ないのだとしても、生野菜の組織と水分が体内を通過するだけでも意味があると私は感じている。内蔵を内側から洗い流すような働きをしているのではないだろうか。
朱里の腎臓は、あれだけ何度も血液検査でひっかかったのだから、やはり完全ではないのだと思う。だから彼の本能は、腎臓の補助として植物を食べようとするのではあるまいか。
朱里の生命力と運はほんとうに強いものだ。彼自身をあのボロボロの捨て猫状態から6歳の今までプリプリ元気に引っ張ってきたし、結果として同居の犬猫も助けた。あれから、病気ばかりだった兄ズもすっかり病院と無縁になったし(※2)、皆膀胱炎にならなくなった。その後メンバーに加わった蕨は赤にゃんの頃から生食で、てんで病院にかかったことがない。

あの日あの道に落ちててくれて、ありがとね、朱里。今でも毎日、食事の支度をしてると流しに上ってきて、青菜を3枚ばかりショリショリ食べていく野菜猫である。

(※1)まあ、その時点で去勢したからってすぐ収まるものではなく、その後2年近く、朱里のスプレーは続いた。とはいえ、朱里の後に来た某長い猫に比べればまだ可愛いものだった<余談

(※2)私のフード選びのミスで、反町をまた結石のごく初期にさせちゃったことが1度あった。そのフードを止めただけで治せましたが。すまぬ~(ToT)

番外・ワクチン編に続く。
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by aislaby | 2005-07-15 11:48 | 犬猫ホリスティックライフ経歴

朱里ものがたり・成長過程編~けもののへや・Road to BARF~

↑ホントに使うかこのタイトル(^^; や、考えるの面倒で。
前編はこちら。

さて、99年秋頃の当けもの小屋の食事は、「無添加フードと呼ばれるカリカリ」だった。
朱里もそのようなメーカーのキトゥンフードをふやかして食べさせて育てた。もちろん泌尿器疾患対応の低マグネシウム配合のものだが、朱里もやはり兄ズ同様、膀胱炎になった。いや、兄ズよりひどく、鮮血そのままのような血尿が何度かあった。4ヶ月の仔猫でだ。
結石用の療法食フード(病院で買う、合成保存料バリバリのやつ)と無添加フードとのいったりきたりを繰り返した。
うちは水が悪いのか?どうしたらいいんだろう? ほんとにほんとに悩んだ。

一方で、避妊手術後のディドーさんは、ホルモンバランスの変動のせいか、おっそろしく痩せ、毛もごっそり抜け、何度も本気で「マリノワですか?」と聞かれた。今、当時の写真をみると飼い主でさえマリノワかと思う…彼女の名誉のために写真は伏せます(,_'☆\ ベキバキ
そのせいか、もう壮絶にハラヘリで、狂ったように何でもかんでも食べたがる。
しかし「避妊手術した犬は太る」神話に怯える姉としては、そうそう野放図に食べさせるわけにはいかない。
そんな私に多くの先輩たちが色んなアドバイスをくれた。
ふーこさんは「おからを混ぜたら?」「人間の食事を作る時、ブロッコリーとか多めに茹でてトッピングしてあげるよ」
ぱぷりかさんは「スープを作ってかけるといいよ」
こうしたアドバイスが、うちの犬猫ごはんの方向を変えてくれた。

犬ごはんの方は、卵や鶏肉と野菜でとったスープをおからとフードにかけたものになった。
猫ごはんも、カリカリにスープをかけたり、スープをとった鶏肉を切って混ぜたりしてみる。茹でた鶏肉はめっちゃ兄ズにも受けた。スープのだしに過ぎない鶏肉が、4匹の間で取り合いのようになって、今度はどれだけ増やしてもいいのかを悩むことに。

この頃でーこのコドモだった朱里は、時々でーこのお皿に顔つっこんでお相伴していた。おからも食べちゃうのには驚いた。
それに加え、流しに上れるようになると、人間の食事を作ってる手元にも顔をつっこんできて、青菜を食べたがる。
兄ズは猫草は食べるけど、こういうことは1度もなかった。
観察してると、小松菜、キャベツ、水菜といったアブラナ科の葉物に朱里は目がないようだ。食べても吐きも下痢もしない。本来体に悪いとも思えない野菜だし、別に食べたっていいよな。

猫のフードの混ぜものは、肉類だけだとバランスよくないし、穀物はフードに入ってるから必要ない、程度の知識は当時からあったので、野菜を細かくしてみたりーの、茹でてみたりーのと、そう真剣でもなく毎日遊びのようにあれこれ試してみるうちに、00年5月。
運命の1冊、「ペットを病気にしない」が出版された。

これは本村さんの最初の本で、いかにも留学から帰国したての容赦ない内容、日本で普通に入手できるかどうかなんてお構いなしのサプリや素材と、実に過激で、私は好きだ(やや読みにくい構成なのは、この手の本の場合、作者より編集者の責任だろう)。
何事にも腰が重く疑り深い私なので、即全面的に真似とはならなかったが、手作りへの弾みをつけられたのは確実。

以下は00年6月14日の日記より抜粋。この本を読む前なのか後なのか判然としないが、こんなことをやってたらしい。

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犬猫に、すこし手作りゴハンというものを食べさせてみようと、
しばらく前からちまちまやっておりました。
てゆーか、でこはどうせ何出しても食べるから、猫に。
生の鶏ササミにキャベツを包丁で叩き合わせてみる。
朱里はその段階でガツガツ。
兄ズはイヤそうなので、さらに鰹節を叩きこんでみたら、
飛ちんは喜んで食べたが、反町は「こんなもん食えるけー」だった。

次に、鶏の皮と身とキャベツを叩こうとしたが、皮がなんとしてもこなれない。
仕方が無いのでそのまま与えてみたら、やっぱり朱里は食べたが、
飛ちんは途中で泣いてしまった(ホントに辛そうだった(^^;)ごめんよ~)
反町はもちろん、またいで通った。

まあ、朱里とでーこだけ手作りゴハン+フードにしてもいいわけだけど、
けものごはんは何がベストなんだろう。
先代犬はほぼ完全に手作りごはんで、ネギ類食べまくっても15歳以上まで生きたしなぁ。
試行錯誤は続く……
-----------

こんな調子で、フード+色々でバランスをとるように続けられないかをあくまでユルユルと試行していて、あの秋を迎えた。(続く)
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by aislaby | 2005-07-12 19:57 | 犬猫ホリスティックライフ経歴

朱里6歳

d0001930_1185818.jpgこの素晴らしきへそ天キャットちりちゃんが6歳を迎えた。
や、だいたい6月終わり~7月頭に生まれたと推察されるので、うちで覚えやすい日を設定しただけの誕生日だけど。

今日はちょっと昔話…

99年の8月の終わりのある夕方、私とでーことカッパさんの3人はいつもの散歩に出た。
その日に限って、いつものコースでない方向に出発し、家からほんの10m弱歩いたところで、ふと道端に目をやると、赤白の小さな毛皮がうずくまっていた。
次の瞬間、カッパさんにでこのリードを放り投げ、家へ駆け戻った私(^^; 靴の箱かなんかに古布を詰めたのをつかんで引き返し、恐る恐る「にゃん?」と声をかけて、仔猫に触ってみる。
すると仔猫は明らかにほっとした様子で、手に体重を預けてきた。すくいあげて箱の中に寝かせると、再び猛然と立ち上がり、「病院連れていくから、あとよろしく!」と叫んで車に飛び乗るまで、多分3分くらいか? カッパさんは終始呆然としていた(^o^;

最初は死んでるのかと思ったほど、仔猫はボロボロだった。ものすごい目やにで両目は完全に塞がっており、鼻もガビガビ、耳も白い毛も汚れ放題、痩せこけて骨が浮き上がっている。
当時のかかりつけ動物病院に連れていくと、スタッフ数人がかりで、まず目の洗浄をしてくれた。ちっこい体でニャーニャー泣き叫んでたから相当のこびりつきだったのだろう。
目やにが取り除かれても、眼窩はピンクの肉で塞がれたままで、眼球が見えない。正直めちゃめちゃ怖い顔だった。
獣医師いわく、本来目が開く時期から、目やにで開けられなかったため、瞼と結膜が癒着し、眼球が萎縮しているのだという。
「どうしますか?」と訊かれても、こんなの目の前にしていらないと云える人間なら、最初から拾わないよ~。「うちで飼いますから、治療を続けてください」と即答した。カッパさん、許せ(爆)

仔猫は重度のFVR(猫ウィルス性鼻気管炎)に冒されていて(目やにの原因)、大量のノミにたかられてるため、かなりの栄養失調でもあった。
本来こんな仔猫に使うものではありませんが、と充分説明のあった上で、インターフェロン、ノミとりのスポット薬が次々投与される。
一通りの治療を施された仔猫に、猫缶が出された。仔猫は目が見えなくともがつがつゴハンを食べて、なんだか元気なように見える。
しかし、これだけFVRが重症だと、うちの兄猫たちにも移ってしまうとのことで、当面の入院を勧められた。
入院の手続きをしていると、獣医師はこう云った。
「今は元気を取り戻してるように見えますが、後で急変するケースが多いんです。助かるかどうかは5分5分と思っててください」

実はこの頃は、ディドーの避妊手術をするかどうかを検討していた時期でもあり、病院には度々足を運んでいたので、2、3日に1回は仔猫の面会に行った。
相変わらず怖い顔(^^;の仔猫は私の声を覚えてるのか、行くととても喜んでくれた。
病院では面会のために診察室一つをあてがってくれ、ごはんの時間帯なら「食べさせてあげてくださいね~」と猫缶も出してくれた。
幸いこの子は次第に元気になっていったが、同時期に持ち込まれた同様の症状の仔猫は、残念ながら助からなかったそうだ。せっかく病院に連れてきてくれる人に出会える運の強さを持ってたのにね…(T_T)
この子は強く生き延びられるよう、赤くて強い男の名前をつけた。田村由美さんのマンガ「BASARA」のキャラクター、"赤の王" 朱里(笑)

名前のおかげか、なんと左目が開いた。少なくとも明暗くらいはわかるようになるだろうという。
体力がついてきた頃、右目も手術をした。癒着した結膜に薄く切り目を入れたのだ。それでどうにか右目も不完全ながら開き、最終的には左目はほぼ正常の視力、右も驚くほど視力を取り戻せたようだ。当時のスタッフには本当に感謝している。
そうこうするうちにFVRも収まってきて、朱里は3週間近い入院生活からやっと解放されて、うちにやってきた。

うちでは、兄猫たちがガビーンとなってる一方で、避妊手術後の抜糸もまだ済んでないディドーが、とっても喜んだ。彼女はたいそうネコラーなのだが、兄ズは嫌がって遊んでやらなかったのである。
朱里は最初はラックの下などに潜って怯えてたが、2日目くらいにはもう、ニコニコとでーこに抱っこされてるようになった。
d0001930_11173292.jpgでこの朱里への献身ぶりには、わが犬ながら頭が下がった。痛いおなかを触られるのも嫌なはずなのに、朱里が乳首に吸い付き、おっぱい出ないの!とグイグイ押しても決して怒らず、ただただ舐め、抱っこして一緒に眠り、かじりっこ引っかきっこに果てしなく優しく付き合う。
どんなに猫の育て親として優れた人でも、でーこが朱里にしたようには出来ないだろう。朱里は過酷な経験を経て、再びママに―――本当のママに巡り会ったのだと思う。彼が今もぷりぷり元気で、持って生まれた愛情深く思いやりのある(ホントよ~)性格をそのままに保っていられるのは、ひとえにディドーが朱里を育ててくれたおかげだ。
といっても、もはや完全に母子関係は解消されて久しく、今じゃ死んでも一緒になんか寝てやらない冷たいでこさんなのだが(^o^;

長くなったので、続きはまた。
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by aislaby | 2005-07-07 11:27 | 犬猫ホリスティックライフ経歴