縁の下の力無し


あきの@管理人の趣味と、犬猫ごはん作りのsmall tips.
by aislaby
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免疫力アップのハーフ生食:質問のお答え

2回目に書き込みのあったご質問のお答えを。

ナス科野菜について
サイトにも要注意と記している通り、私は夏場のトマト以外、ナス科野菜は使いません。
ナスにはほとんど栄養素がなく、入れなくても全然かまわないものです。
ピーマンは、あの緑色は未熟果だからってご存知でしょうか。ナス科植物は基本的にアルカロイド系毒物のソラニンを含みますが、ソラニンは茎や葉などの緑の部分、およびジャガイモの芽に多く含まれ、完熟した実にはほとんど残らないとされています。
加熱によってある程度はソラニンの作用を抑えられるようですが、ピーマンは与えなきゃならない野菜なわけではないのです。
という訳でナス科は、夏場の太陽をカンカンに浴びて真っ赤になった露地ものトマト以外は、犬猫の食餌に入れません。完熟トマトの栄養分だけは捨て難いのです…といっても、今後は犬猫の高齢化に伴って、回数を減らしていくつもりです。
BARFの先生によっては、ナス科は一切与えてはならないという意見もあるほどですから、若いうちから食べ続けることでソラニンが蓄積し、関節炎などを起こすことがあるのかもしれません。

ソラニンの害の程度については、鉢植えのホオズキ(これもナス科)の葉を食べて死んでしまった犬の例があります。
また、アメリカのサイトで、トマト大好きの猫がチェリートマトを100gも食べてソラニン中毒で倒れた話が載っていました(ま、非常に稀かつ極端な例です^^;)
あと数年前に、どこかの幼稚園の給食で、芽の出たジャガイモを使ったところ、集団食中毒が発生したことがありました。つまり加熱してもかなりの毒性が残るということです。この件はむしろ栄養士さんの常識を疑いますが…(^^; 普通ジャガイモの芽はえぐるでしょう!
植物の毒に対しては、人間より犬の方が、犬より猫の方がずっと耐性が低い、また排出しにくいと考えましょう。


陰陽について
まず、当シリーズのテーマは「カリカリ+として効果的なトッピング」です。酵素のない食品に酵素を…とお話しした辺りを思い出してくださいね。
よって、過熱食のカリカリに煮た野菜をかけても、最大限の効果は期待できません。

東洋医学の勉強はほとんどしてないんですが、乏しい知識の限りでも、生が冷で、火を通せば何でも熱、ではないんですね。生のままでも陽に分類される野菜や果物もあります。
食材はそもそも未加工の時点で陰か陽かに区分されていて、加熱は熱の要素を加えるだけと私は解釈しています。
また、食べる個体の体質がどんなかという判断を抜きに、一律に熱のものだけを与えるのは、東洋医学の考えに沿っていません。冷=悪ではないのです。もし陰陽に重点をおいて食餌をつくりたいのであれば、まず専門家に犬猫の体質を診断してもらわなければならないでしょう。
断片的な知識で半端に陰陽を気にするより、旬の野菜を使って、真冬に夏野菜を食べさせないような季節感をしっかり持つことの方が大事です。

陰陽ではネギ、ニンニク、ニラはとても陽性が強い食べ物ですが、完全菜食の人はこれらを摂らない方がよく、それは肉を食べないことで食の大きな円の一部を欠くから、反対側のどこかも欠かないと、円のバランスがとれなくなるためです。
ネギ類は犬猫には厳禁の食べ物ですね。つまり、人間が何でも食べることを前提に計算された一般的な食の円と、彼らにとって望ましい円はずれているのでは?
ヒトとイヌ・ネコは、分類上は哺乳鋼の次の○○目というずっと上の階層から、別の生物です。東洋医学はあくまで人間の治療を目的としているもの。食べ物の陰陽は、全部は犬猫には当てはまらないと私は考えています。犬猫用の東洋医学には、彼ら用の陰陽があるかもしれないので、調べてみられては?

海外のBARFでは、日本の生食よりはるかに徹底して生が基本ですが、それで多くの犬猫が健康に暮らしているという実績があっての理論です。
BARFは最初から、犬猫を健康にするのに最適の食餌は?という目的で研究されたメソッドです。ホリスティックの獣医師は東洋医学を重視しているのが普通ですから、陰陽をチェックしていないとは思えません。それでもし本当に温野菜の方が犬猫によかったら、BARFの理論は成立していないでしょう。

以上は、私の陰陽とのスタンスであるだけで、これが一番正しいとか、こうしなさいってことではありません。あくまでご参考としてお話ししています。
「自分の実体験では、温野菜の方が犬猫が健康になった」とおっしゃる方にとってはそれが正しいのですから、私の意見に左右されすぎないよう、ご自分できちんと調べて、よく考えてくださいね。



みどりさんが関連記事を書いて下さいましたのでご紹介します(^.^)
ばば猫さんのTBも併せてごらんになって下さいね~。
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by aislaby | 2005-11-24 17:12 | 犬猫ごはん
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