縁の下の力無し


あきの@管理人の趣味と、犬猫ごはん作りのsmall tips.
by aislaby
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カテゴリ
最新のトラックバック
塩豚作ってみました
from Dog*Walkキャバグロで..
塩豚作ってみました
from Dog*Walkキャバグロで..
猫本
from AML Amazon Link
イヌの健康ガイド
from ぷーちなび犬本
12月1日 ハーフ&ハー..
from ばば猫の仕事部屋から
気づかないと・・・
from cotton_plus_on..
ライフログ
link
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

ワクチン:6

ジェンナーが最初の予防接種を行ったのは1796年のことだった。当時大きな脅威であった天然痘を予防する画期的な新手段として、予防接種は欧米で急速に広まる。
そして1世紀を待たず1800年代後半には、既に複数のホメオパス(ホメオパシー医)によって、ワクチンによる健康被害の研究論文が発表されはじめていた。
パスツールによる狂犬病ワクチンの試行開始とほぼ時を同じくして。
まだウィルスという生物の存在が発見される以前、ワクチンが今よりもっと単純で、アジュバントなどは含んでいなかった時代である。


ところで、私のメインテーマはワクチンではなく、猫の泌尿器疾患と腎臓病である。可能なら学校に入り直し、これらの病気の専門家になりたいと今でも思っているほどである。
そして、この病気からうちの猫達(ディドーも)を解放したのが生食だった。生食はホリスティック医療の基本中の基本である。

うちがフード&ワクチンから今のような管理へ変わったきっかけは、ここで一度書いた。
「ワクチンはおかしい」という感覚にはっきり確信を持てたのは、本村先生の「ペットを病気にしない」を読んでである。
この本の出版が、今も続く手作り食ブームを起こしたと思う。だが私には、食事の改善とワクチンの見直しの両方をやってこそ、「ペットを病気にしな」くてすむ、という思想であるように読めた。
永遠の名著、ピトケアン先生の「ペットとホリスティックに暮らすガイドシリーズ」にも、強くワクチンに反対する姿勢がみられる。

こうした獣医師の意見はほぼ同じだ。ワクチンによる病気の防御は不確実であるばかりでなく、免疫系を狂わせる。それより、適切な食事、化学物質の除去、ストレスで犬猫を苦しめないライフスタイルにより、本来の免疫力を高めるのが、犬猫にとって一番自然でよいのだ、と。
本村先生の「フレンドの遺言状」にはこんな内容の文言さえある――「危険な保存料入りフードを与えてワクチンを打たないのと、手作り食+毎年の混合ワクチン接種と、どちらの飼い方が犬猫を健康にするかというと、前者である」。
それほどワクチンの害は重いと考えられている。

私も以前はそれはそれは素直な飼い主だったので、蕨以外は皆、私の意思で1度から3度も混合ワクチンを打ってしまった。ぎるはまだ実家にいた時に1度接種されている。抗体が必要だというならもう充分過ぎるほど打ってあるので、ブースターはまったく必要ない。蕨だけは1度も打っていないので、彼の免疫力については他の猫よりも安心である。
猫は室内飼いだし、犬はパルボやジステンパーで一気にやられてしまうような乳幼児期はとうに脱している。感染症は恐れる必要なしなどとはいわないが、混合ワクチンは信頼に足る予防手段ではない、というのが私の方針である。

もしも今、近所でまたパルボが流行しても、私は絶対に犬達にパルボの追加接種はしない。流行の中での予防接種は罹患の確率を上げるし、ウィルスが変異していけばワクチンによる抗体は無効になる。
それより、1日数回窓を開けて家の空気を入れ替え、犬の排泄物をきちんと始末し、犬達自身を清潔に保ち、散歩に連れて行って太陽に当て、生肉と生野菜の食餌で免疫を活性化させ、さらに免疫強化のハーブを与える。副作用のない、古典的で安全な予防法だ。ハーブ以外は、普段どおりの生活である。(いざという時に効果を出したいので、健康なら、普段から免疫のハーブを与えることはしない)

何故こう考えるのか。病気は病原体だけが起こすものではないからだ。
多くの代替医療において、病気は外からやってくるものではなく、その個体の状態のあらわれであると考える。単純なところでは、西洋医学においてさえ、ヘビースモーカーが肺ガンに、暴飲暴食する習慣の人が糖尿病になるのは必然だ。これらは経年の害の蓄積によってかかる、重く複雑な慢性病である。
では感染病は? 同様なのだ。幼児期・老年期でもない犬猫がパルボや何やに罹るなら、その子はそういった病原体が体内深くに侵入して増殖し、激しい影響を受けるほど、体力が落ちていて免疫が正常でなかった、と見るべきだ。なぜなら必ず、周囲には同じような年齢で同じ状況にいても罹らなかった元気な個体がいるはずだからである。病気の原因は病原体よりも、もともとの抵抗力が弱まる生活環境や習慣にある。

免疫や基礎体力を低下させるのは、 ワクチン、不衛生な環境(不潔な場所および水回り、不十分な換気)、吸気と飲料水の汚染、薬剤と化学物質の蓄積、粗悪な食品による栄養失調、ストレス(肉体的・精神的負荷、騒音、過密飼育etc.)である。そう、ペットショップやパピーミルといった場所でしばしば感染病が発生するのは、その環境ゆえだ。私たちの手元にいる犬猫がめったにそういう病気にかからないのは、ワクチンの効果ではなく、身辺に1コも病原体がないからでもなく、過密でない環境でふつうの清潔さとそれなり栄養価の高い食事で暮らしているからなのである。

私が感染病をなめてかかっているなどとは誤解しないでいただきたい。おそらく、私はここをご覧のどなたよりも、犬猫の病気や死への恐怖が強い。だから恐怖の正体を知ろうとする意思も強いのである。
結石や膀胱炎になってしまったから療法食(あんなに避けてきた合成保存料が入ってるのに)。感染病が怖いからワクチンで予防。これらは他者へ責任をゆだねる思考停止である。そうせず、ワクチンの効果を疑い、免疫のしくみを最初から知ろうと思えば、誰もが私とあまり遠くない地点――ホリスティック医療の世界の入り口へ着地するはずだ。そしてここから振り返った者にだけ、ワクチンの正体が見えるのである。

「混合ワクチンを毎年」は、ほんとうに犬猫にとって善なのか?
長年考え続けてきた、ごくシンプルな疑問である。
決してワクチンを全否定はしない。
しかし、これだけの危険があることを知った上で、もっとリスクの少ないワクチネーションを選べないか、飼い主さん一人一人、考え直してみませんか?というのが、この連載の趣旨である。


……といいつつ、実のところ、この連載は自分の混乱を極めた脳内の整理のために書いたプライベートな文章である。本当に難しいテーマであるだけでなく、未調査な部分も多く、データや論文といった権威にこだわる人から見れば、いい加減な偏った内容であろう。
しかしそうした人々にも思い出してほしいのは、ワクチンの有効性を立証した信頼の置ける調査や論文もまた、どこにも存在しないことだ。製薬会社や医師の根拠は単純に抗体生成の量のみにあるが、この連載にきちんと目を通された方には、抗体は免疫のしくみのほんの一部に過ぎず、決して本質ではないことは解っていただけたと思う。ほとんどそれさえ理解していただければ充分なのである。

敢えて「混合ワクチンを毎年打つのはどうか」に焦点を絞ったので、書き込まなかった要素はまだ沢山ある。それはまた追々触れていきたいが、まずはここまで。
お付き合いくださった方には、どうもありがとうございました。そして、サンクス&らぶ>Friends!(^^)
[PR]

by aislaby | 2005-11-11 17:27 | 犬猫ワクチン
<< 正倉院展・秋の奈良公園 ワクチン:5 >>