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こないだ誰かにちらっと話したけど、誰だったか思いだせん(^^; にゃんこのフィラリア予防薬。
うちは飲ませておりません。 猫用が一般に発売されたのは、たぶん98年ではないかと思う。 というのは、97年3月生まれの兄ズが1歳を過ぎてから初めて動物病院のポスターで知り、飲ませるかどうかを検討することになったからだ。 当時の担当医はとてもよく出来たインターンのお兄ちゃんで、彼の意見はこう。 「フィラリアへの対症療法は、未感染の子と、既に感染してる(虫が育ってしまっている)子とでは、使う薬も方法も全然違う。 感染してる子に予防薬(幼虫を殺す薬)を飲ませると、ショック症状を起こす可能性が高いから、犬の場合でも、毎年蚊のシーズンの始まる前に、前年感染していないかを必ず血液検査で確認している訳である。 実際には猫のフィラリア感染率はとても低いし、体が小さいので、フィラリアが寄生しても大抵は2~3匹がせいぜい。 現在の検査薬では、この位しかいないと、血液検査をしても、感染してるかどうか正確に検出できない。 もしも、本当は感染してるのに検出できずにこの予防薬を飲ませたら、そのために猫が倒れたり、ひどい場合には死んでしまうかもしれない。 だから、お宅のケースが自分ちの猫なら、僕は飲ませない。 この薬を飲んでも大丈夫なのは、今年生まれた仔猫だけ(それなら、フィラリアに感染してても、まだ幼虫だから)。 また、この薬は出たばかりで、まだまだデータ不足。 犬のフィラリア薬は歴史が長いので、たとえばコリーやシェルティは敏感だということがわかっているが、猫ではまだ、どういう猫がこの薬に感受性が高いのか等わかっていない。(※98年当時) 故に、獣医として自信を持って勧めることはできない。」 たいへん納得できたので、フィラリアは怖い病気ではあるが、うちのお兄にゃん達には、飲ませないことに。 そのまま後から来た2匹にも何しか飲ませずに、今までやってきている。(つか、朱里の場合それどころでなく…) この時の先生にも感謝しているし、今かかってる獣医さんも、2年程前に犬のフィラリアの新薬(半年に1本の注射でOK!ってやつ)が出た時、病院にポスターを貼ってるから聞いてみたら、 「うちはそれは扱いません」 ときっぱりおっしゃった。 それでもポスターを貼ってるのは、まあ製薬会社の人の手前とかなのかな?(^^; でも、安全性を先生自身で検討して、使わないと決定されたのだろう。 あらゆる新薬を検討するのはさぞ大変な作業だろうけれど、こうして本当に患蓄の安全を考えてくれる獣医さんがいてくれて、有難いことである。 今日の須崎先生ブログも猫フィラリアの話題。うんうん、室内飼いならだいじぶよね?(^^; ※このコラムのメインは98年の話なので、今の猫のフィラリア薬の状況とは一致していない部分があるかと思います。 参考意見として読んで下さい。 薬も進歩してるかもしれないし、外に出る猫さんでは、飲ませる方がいいケースもあるかもしれません。
by aislaby
| 2005-08-23 23:07
| 犬猫ケア
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